日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ガイドライン
炎症性腸疾患内視鏡診療ガイドライン
松本 主之久松 理一江﨑 幹宏大森 鉄平櫻庭 裕丈新﨑 信一郎杉本 健竹中 健人長沼 誠馬場 重樹久部 高司平岡 佐規子藤谷 幹浩松浦 稔梁井 俊一渡辺 憲治緒方 晴彦安藤 朗仲瀬 裕志大塚 和朗平井 郁仁藤城 光弘五十嵐 良典田中 信治
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2024 年 66 巻 6 号 p. 1387-1426

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抄録

近年,クローン病,潰瘍性大腸炎に代表される原因不明の慢性炎症性腸疾患患者は増加の一途を辿っている.炎症性腸疾患では全消化管に病変が発生しうるので,病変の性状確認,他疾患との鑑別,組織学的診断,治療効果判定など診療のすべての点において消化管内視鏡検査が必須である.また,内視鏡検査をより効率よく炎症性腸疾患の診療に用いるためには一定の指針が必要となる.さらに,本邦では小腸内視鏡を含む消化管内視鏡検査が広く普及していることから,本邦の診療に適したガイドラインが必要と考えられる.そこで,日本消化器内視鏡学会は,「炎症性腸疾患内視鏡診療ガイドライン」を作成し,炎症性腸疾患の確定診断や治療効果判定における内視鏡診療の指針を明確にし,上部消化管内視鏡検査,小腸内視鏡検査,大腸内視鏡検査の位置付けを提示した.

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© 2024 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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