日本消化器内視鏡学会雑誌
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胃生検で診断した続発性アミロイドージスの1例
田口 久雄荻野 隆章一瀬 忠邦棟久 龍夫
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1983 年 25 巻 10 号 p. 1523-1526_1

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抄録
54歳,家婦.慢性関節リウマチの経過中,心窩部痛,水様下痢が出現.胃内視鏡検査で,幽門前庭部に点状~斑状発赤があり同部の生検でアミロイド沈着を認めた.さらに,十二指腸球部および下行脚,S状結腸,直腸粘膜にも同様の発赤があり生検でやはりアミロイド沈着を証明し,続発性アミロイドージスと診断した.次に本邦で報告されたアミロイドージスの胃内視鏡所見を集計し,その特長につき検討した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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