日本消化器内視鏡学会雑誌
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大腸型クローン病における内視鏡的クローン病活動指数の意義について
貝瀬 満梅田 典嗣松枝 啓正田 良介小坂 秀武正 勇一海野 潤和田 友則
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1991 年 33 巻 7 号 p. 1349-1356

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抄録
 クローン病の活動性を簡便且つ的確に評価する目的で,開放性潰瘍の'容積'を反映する内視鏡的クローン病活動指数Endoscopic Activity Index of Crohn's Disease(EAICD)を考案し,その妥当性及び有用性を検討した.大腸型クローン病14例に対して延べ43回行われた大腸内視鏡所見から算出したEAICDは,従来用いられてきたActivity Index(AI)及び血沈と有意の相関を示したが,CRP及び白血球数との間には相関は示さなかった.AI上緩解,CRPなどの炎症反応陰性と評価された症例の約6割は開放性潰瘍を有し,EAICDにより活動性ありと判定された.すなわち,従来のAIや炎症反応は開放性潰瘍が存在するにもかかわらず緩解と判定する危険性があり,EAICDは病変の活動性をより的確に反映する鋭敏で有用な指標と考えられた.クローン病患者の治療法決定や多施設問における治療効果の比較において,EAICDは鋭敏かつ簡便な客観的活動性評価法となり得ると考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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