日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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潰瘍性大腸炎の直腸病変に対するlidocaine gel局所療法
垂石 正樹, 蘆田 知史, 綾部 時芳, 村上 雅則, 斉藤 裕輔, 小原 剛, 原田 一道, 柴田 好, 並木 正義
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1992 年 34 巻 2 号 p. 387-394_1

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抄録
 潰瘍性大腸炎の直腸病変に対する新しい局所療法としてBjörkらが報告したlidocaine gelの直腸内投与療法の効果を検討した.活動性の直腸病変を有する潰瘍性大腸炎6例に対し,2%lidocaine gel40ml/dayの直腸内投与を2週間施行し,治療前後の臨床症状,内視鏡所見,生検による病理組織学的所見を比較した.その結果,検討を行った全症例で臨床症状,内視鏡所見の改善を認めた.組織学的にも6例中4例に明らかな治療効果を認めた.副作用はみられなかった.この結果から,lidocaine gelの直腸内投与法は,UCの直腸病変に対し有用であるといえる.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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