日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
Stalk Invasionを伴った早期大腸粘液癌の1例
田端 晃博北野 厚生緒林 誠岡部 弘加島 和俊福嶋 龍二中村 志郎小畠 昭重押谷 伸英松本 誉之石川 哲郎池原 照幸奥野 匡宥曽和 融生大川 清孝石黒 信吾小林 絢三
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1993 年 35 巻 2 号 p. 342-346_1

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抄録
 患者は62歳,男性.1988年5月に検診で初めて便潜血反応陽性を指摘され,翌年6月にも同じ指摘を受けた.同年8月注腸造影検査と大腸内視鏡検査でS状結腸にダルマ型隆起性病変を認め,同年9月当科にて内視鏡的ポリペクトミーを施行した.ポリープは茎の部分に粘液結節を有する粘液癌で,深達度smの早期癌であった.これまで大腸粘液癌は,進行癌での報告がほとんどで,本例のような早期癌の段階での診断は極めて稀で,貴重な症例と考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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