日本消化器内視鏡学会雑誌
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門脈圧亢進症における大腸粘膜の血管病変の検討
藤井 寿仁丸岡 正典竹内 幸俊河島 祥彦久家 雅治立岩 二朗関 寿人井上 恭一
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1994 年 36 巻 2 号 p. 337-342_1

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抄録
門脈圧亢進症37例の大腸粘膜の血管病変を検討した.大腸内視鏡所見として,vascular ectasia,dilated fine branching vessel,blue vein,rectal varicesが見られ,各所見の出現頻度はそれぞれ,62.6%,86.5%,51%,21.6%であった.各内視鏡所見と食道静脈瘤のL,F因子,Child-Pugh分類およびICG R15との相関を検討した.F2,F3の症例でvascular ectasiaを高頻度に合併する傾向を認めた.生検組織所見としては,粘膜のうっ血所見51.4%,浮腫様所見32.4%,粘膜や粘膜下の血管拡張および硬化像を16.2%に認めた.食道静脈瘤硬化療法による大腸への影響をみるため,硬化療法前後で大腸内視鏡検査を行ったが,明かな変化は認めなかった.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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