日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)にて止血し得た十二指腸静脈瘤の1例
宮崎 守成小島 孝雄伊藤 弘康松本 尚之落合 淳原瀬 一郎金武 康文酒井 勉加藤 隆弘奥田 順一井田 和徳
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1997 年 39 巻 2 号 p. 233-238

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抄録
31歳男性.肝外門脈閉塞症のため,部分胃切除術,脾滴術,食道静脈瘤硬化療法,および腸間膜静脈血栓症のため,空回腸部分切除術を受けている.下血を主訴に入院.内視鏡により十二指腸静脈瘤を認め,その出血点に対し内視鏡的静脈瘤結紮術を施行し,止血に成功した.2ヵ月後の内視鏡では,同部位の静脈瘤は消失し瘢痕化していた.EVLは安全かつ簡便であり,十二指腸静脈瘤破裂の緊急例に対しても有用な方法と考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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