日本消化器内視鏡学会雑誌
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Double lumen ileumの形成を認めた腸管べーチェット病の2症例
徳富 研二星野 恵津夫大瀬 亨大林 隆晴箕田 進籏原 照昌日下 洋
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1997 年 39 巻 2 号 p. 244-248

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抄録
腸管べーチェット病として長期経過観察中の2症例で,内視鏡的に肉柱様中隔により回腸末端が二腔に分けられた,いわゆる"double lumen ileum"の形態を認めた.その生成機序は下堀れの深い潰瘍の穿通により回腸―回腸瘻を形成したものと考えられた.従来,炎症性腸疾患でこのような形態を呈したという報告はなく,腸管同士の瘻孔をしばしば形成するクローン病においてもその報告は見られなかった.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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