日本消化器内視鏡学会雑誌
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IIa+IIc様の胃病変を呈した好酸球性胃腸炎の1例
詫間 義隆吉岡 敏文澤山 智之荒尾 徳三清藤 哲司田中 盛富間阪 拓郎山崎 弘子上坂 好一
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1999 年 41 巻 7 号 p. 1308-1312

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抄録
 症例は53歳,女性.嘔気,嘔吐を主訴に当科入院.上部消化管内視鏡検査で胃幽門前庭部にIIa+IIc様病変を認め,同部からの生検では好酸球浸潤を認めた.末梢血中の好酸球も上昇し,好酸球性胃腸炎と診断した.プレドニゾロン内服によって臨床症状は消失し,末梢血好酸球も正常化し,内視鏡検査でも病変は消失した.本邦の胃病変を伴う報告例55例を検討したところ,本例のようにIIa+IIc様病変を認める報告はなく,癌との鑑別上重要と思われた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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