日本消化器内視鏡学会雑誌
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食堂気管支瘻を合併した巨大食道潰瘍
高木 邦夫塚原 康生福島 幸男藤田 淳也池川 公正中村 貴成東本 好文市場 誠井上 聡弘津 喜史森田 哲史
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2003 年 45 巻 2 号 p. 132-137

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抄録
症例は73歳女性,肝部分切除術後約1年経過して,心窩部痛を訴え入院した,上部内視鏡検査にて食道下部に巨大潰瘍を認め,その潰瘍底部に瘻孔を認めた.内視鏡検査,食道透視,腹部CT検査から食道気管支瘻と診断し.薬物投与などの保存的加療を行ったところ潰瘍は瘢痕化し,瘻孔は完全閉鎖した.良性潰瘍による食道気管支瘻に対しては保存的加療により治癒することもあり,まず考慮すべき治療法であると考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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