日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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自己免疫機序か関与しシクロホスファミドパルス療法が有効であった蛋白漏出性胃腸症の1例
堀田 潔藤原 靖弘山森 一樹井谷 篤史佐々木 英二渡辺 憲治斯波 将次富永 和作渡辺 俊雄中村 志郎押谷 伸英樋口 和秀荒川 哲男
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2005 年 47 巻 2 号 p. 200-205

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抄録
 症例は41歳男性.顔面および両下腿浮腫のため来院.低アルブミン血症,抗核抗体陽性,抗Sm抗体陽性を認め,蛋白漏出シンチにて,回腸末端部あるいは上行結腸からのアルブミン漏出を認めた.内視鏡下生検組織の蛍光抗体法にて,腺管周囲の血管壁にC3沈着を認め,自己免疫性蛋白漏出性胃腸症と診断した.ステロイドは無効で,シクロホスファミドパルス療法により,低アルブミン血症および臨床症状は改善した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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