日本地球化学会年会要旨集
2012年度日本地球化学会第59回年会講演要旨集
セッションID: 1D02
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G2 古気候・古環境解析の地球化学
石筍を用いた石垣島白保竿根田原洞穴の古環境情報の復元
*新地 将大山内 平三郎東田 盛善片桐 千亜紀藤田 祐樹能登 征美栗崎 弘輔吉村 和久
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抄録
沖縄県石垣島の白保竿根田原洞穴から採取した石筍中の炭素安定同位体比、Mg/Caの値から過去1000年間の植生変化を復元し、洞穴周辺の自然環境変化、人間活動の痕跡の読み取りを行った。1800年前後に炭素安定同位体比が大きく変動し、それに伴ってMg/Caの値も徐々に上昇していることが読み取れた。これは1771年に起きた明和の大津波の影響を受けたものと考えることができる。また、津波による植生変化が200年持続することはなく、津波を契機として土地利用に変化が生じた可能性が高い。
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© 2012 日本地球化学会
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