日本地球化学会年会要旨集
2015年度日本地球化学会第62回年会講演要旨集
セッションID: 3P07
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G8  宇宙化学・惑星化学
炭素質隕石の溶媒抽出画分に含まれる含酸素化合物の特徴
*横山 築山下 陽平北島 富美雄山内 敬明奈良岡 浩
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キーワード: 隕石, 有機物
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抄録
炭素質隕石には多様な有機化合物の存在が報告されている。特に含酸素化合物は多様性に富んでおり、隕石有機物の生成時における酸素の挙動が重要と考えられる。本研究では、2つのCM2隕石(Murchison、Murray)の粉末試料を種々の溶媒で抽出し、元素・同位体比分析、赤外分光分析 (FT-IR)、液体クロマトグラフ分析、プロトン核磁気共鳴分析 (1H NMR)を行い、隕石有機物中の含酸素化合物の化学構造の解明を試みた。測定された酸素含有量と同位体比からメタノール画分は始源的な有機物酸素に富んでいると推測された。また、FT-IRでは1120cm-1付近にC-O伸縮に由来すると考えられる吸収が顕著であり、エーテル化合物の存在が示唆された。1H NMRでは飽和脂肪族アルキル鎖の存在が示唆された。これらの結果から、メタノール画分中の含酸素化合物の大部分が環状エーテルに分岐アルキル側鎖のついた構造であると考えられる。
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© 2015 日本地球化学会
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