日本地球化学会年会要旨集
2015年度日本地球化学会第62回年会講演要旨集
セッションID: 1D05
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G7  マントル物質の化学とダイナミクス
南部アンデス弧におけるフッ素の島弧縦断変化と挙動
*遠山 知亜紀折橋 裕二新正 裕尚角野 浩史岩森 光村松 康行
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抄録
近年、ハロゲンは沈み込みプレートから放出される流体等による物質循環を探るトレーサーとして注目されている(e.g., Sumino et al., 2010)。しかし、その研究例はまだ少なく、特に大陸弧火成作用におけるハロゲンの挙動についてはほとんど明らかになっていない。

Southern Volcanic Zone (SVZ) (南緯33°-46°)は南米大陸の南部アンデス弧・第四紀火山地域に位置し、南に行くほど沈み込むナスカプレートの年代が若くなっていることから、その最南端南緯46°のHudson火山からアンデス弧沿いの南緯34°までの火山フロント上の第四紀火山についてハロゲン分析を行うことで、年代の異なるプレートの沈み込みを反映したハロゲン組成の変化に関する新しい知見を得られる可能性がある。そこで、本研究はSVZの13の代表的な火山から採取された火山岩中のハロゲン濃度の分析を行った。本発表では、脱ガスの影響が最も少ないと考えられるFについて注目し考察する。
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© 2015 日本地球化学会
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