主催: 日本地球化学会年会要旨集
筑波大学
p. 178-
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海水中に溶存する有機化合物は、その多くが海洋生態系を起源として生成され、多種多様な成分で構成されている。その中でも、揮発性を有する有機化合物(VOC)は極微量濃度でありながら、海洋表層から大気への放出を経て気候システムに大きく影響を及ぼすなど、地球環境変動に重要な役割を担っている。本講演では、VOCの中でも雲の元として注目されている硫化ジメチルに着目し、海表面濃度の連続測定手法と海洋-大気間のフラックスの実測手法の検証および太平洋における海洋観測の結果について紹介する。
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