日本地球化学会年会要旨集
2018年度日本地球化学会第65回年会講演要旨集
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G08 生物と有機物の地球化学
地下深部流体のメタン生成とハロゲンに関する有機地球化学的アプローチ
*浦井 暖史高野 淑識石井 俊一井町 寛之松井 洋平宮入 陽介小川 奈々子吉村 寿紘稲垣 史生横山 祐典村井 大助河野 憲二郎大河内 直彦
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p. 177-

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抄録

南関東ガス田は、日本最大の水溶性メタンガス鉱床として知られている。ここで採掘されるガスは、他のガス田と比較して極めて高純度(> 99%)である。さらには、最大で海水濃度の約2000倍のヨウ素や、高濃度の溶存有機物も存在しているが、地下深部生命圏との相互作用は不明な点が多い。本研究では、分子レベルの有機化学分析や同位体比分析などを用いて、陸上地下深部でのメタン生成過程を解明することを目的とした。メタンの炭素同位体比は、δ13C = -71.6±1.9‰ 、Δ14C = -997.4±0.3‰となり、14Cが枯渇していることが明らかになった。この結果から少なくとも採取地点周辺の深部地下水は、5万年スケール以内で周辺海水や天水から閉鎖的であることが示された。

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© 2018 日本地球化学会
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