日本地球化学会年会要旨集
2019年度日本地球化学会第66回年会講演要旨集
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G10 地球化学のための最先端計測
アミノ酸の炭素部位別安定同位体分析法の確立: 標準物質の作成
*白瀧 滉司, 山田 桂太, 吉田 尚弘
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p. 89-

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抄録

アミノ酸は、生物地球化学分野では生態系の栄養段階指標として、宇宙地球化学分野では生命の起源や化学進化の解明に、医学分野では疾病診断のバイオマーカーとして、考古学分野では食事歴の指標として等、幅広い学問分野で研究対象となっている。1990年代にGC-IRMSを用いた同位体比質量分析法が実用化されて以降、アミノ酸の化合物別同位体分析(CSIA)が可能となり、毛や尿などの生体試料から土壌、堆積物、隕石などの宇宙地球化学試料まで幅広く適用され、その起源や反応履歴情報の解読に利用されている。しかしながら、CSIAのみでは、起源や反応履歴(生成・分解経路)の情報解読が十分に行えない場合があり、部位別同位体分析(PSIA)が必要であることが認識されている。そこで本研究では、主要なアミノ酸の1つであるグリシンに着目し、ニンヒドリン反応を用いた前処理法の妥当性を検証するとともに、PSIAに用いる標準物質の作成を行った。

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