日本地球化学会年会要旨集
2020年度日本地球化学会第67回年会講演要旨集
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G8 地球深部から表層にわたる元素移動と地球の化学進化
与那国島南東部沿岸サンニヌ台正断層域周辺における湧水の湧出メカニズム
*土岐 知弘片岡 妃奈高田 遼吾中屋 眞司大島 将吾井尻 暁
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p. 127-

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抄録

日本最西端に位置する与那国島の南東部沿岸に分布する湧水の化学組成及び同位体組成を明らかにした。その結果,湧水には海水が数%程度含まれていることが示唆された。また,同位体組成から,夏季の降水の影響も受けていることが明らかとなった。一方,六フッ化硫黄濃度は,2016年当時の地下水との大気平衡濃度を示しており,約3年間の滞留時間であることを示している。しかし,湧水は,いずれも炭酸カルシウムに対して,過飽和となっており,海水の影響が直前であったために,再平衡に達する前に湧出している可能性が示唆された。

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