日本地球化学会年会要旨集
2021年度日本地球化学会第68回年会講演要旨集
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G08 地球深部から表層にわたる元素移動と地球の化学進化
高温高圧下でのFe0.9Ni0.1合金への水素原子の取り込みと体積膨張
*鍵 裕之市東 力柿澤 翔青木 勝敏小松 一生飯塚 理子阿部 淳齋藤 寛之佐野 亜沙美服部 高典
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キーワード: 水素, , ニッケル
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p. 112-

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抄録

地球核の密度は純粋な鉄の密度よりも有意に小さく、地球核には何らかの軽元素が取り込まれていると考えられている。太陽系における元素存在度が最も高い水素は核中の軽元素の有力候補である。高温高圧条件で最密充填構造をとる鉄の結晶構造中の8面体間隙(Oサイト)と4面体間隙(Tサイト)への水素原子の占有率と、水素原子取り込みにともなう単位胞体積の増加は中性子回折実験で明らかにされている。一方、地球核には鉄に加えてニッケルが含まれる。ここではFeNi合金の水素誘起体積膨張が純鉄と同じであるのか、あるいは有意に異なるのかに着目して研究を行った。

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