日本地球化学会年会要旨集
2023年度日本地球化学会第70回年会講演要旨集
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S3 地球化学全般(地球化学の融合セッション)
地球化学図データを用いたレアアースイオン吸着型鉱床の探査
*長澤 真清水 祐輔高橋 嘉夫
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p. 212-

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抄録

風化花崗岩を主体とするレアアース(REE)イオン吸着型鉱床(イオン鉱)は、①重REEの割合が高い、②常温電解質溶液によりREEを抽出可能、③ウラン・トリウムなどの放射性元素は溶出しない、などの特徴を持つ重要なREE鉱床であるが、現在中国南部のみで開発され(全岩REE濃度平均800 ppm、抽出率50~100%)、その偏在性が問題となっている。しかし、イオン鉱の生成を支配する主な要因は原岩(不適合元素が濃集している珪長質岩)およびその風化の程度(平均気温・降水量に依存)であることから、中国南部と類似した気候帯に属し花崗岩が多くみられる日本においてもイオン鉱の存在が予想される。

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