日本地球化学会年会要旨集
2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
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G9 地球化学の最先端計測法の開発と挑戦
ラマン質量法を用いたカルサイトの17Oの検出と精度
*井上 裕貴荒川 雅白井 厚太朗山本 順司
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p. 203-

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抄録

カルサイトのラマンスペクトルに観測される1086 cm-1と1065 cm-1ピークは,12C16O3, 12C16O16O18Oであると報告された。これらのピークを用いたカルサイトの酸素同位体比測定の精度の向上に伴い, 1075 cm-1付近にピークが存在することが確認され, 12C16O16O17O由来であると推察される。本研究では, 1075 cm-1のピークについて密度汎関数理論を用いてCO32-の対称伸縮振動の振動数の計算とピーク強度比から得られた酸素同位体比値を用いて同定した。その結果, 1075 cm-1のピークは12C16O16O17Oである結論された。

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