主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
回次: 71
開催日: 2024/09/18 - 2024/09/20
p. 67-
福島第一原子力発電所(FDNPP)事故により、海洋環境中に放射性セシウム(134Cs, 137Cs)が放出された。特に、134CsはFDNPP事故由来に限定されることから、海水循環の化学的トレーサーとして非常に有効である。北海道道東沖およびオホーツク海南西域の134Csは、FDNPP事故由来の134Csが北太平洋を反時計回りに循環してカムチャッカ海流-親潮とともに流入したものである。本研究では、これら海域の2020-2024年における134Cs濃度の鉛直分布を比較し、オホーツク海の海水循環および太平洋への流出パターンを議論する。