人間生活文化研究
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「情報的な見方・考え方」の枠組みに沿ったモデルカリキュラムと教材の提案
本郷 健米山 泰夫永井 克昇本村 猛能山本 利一齋藤 実
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2017 年 2017 巻 27 号 p. 134-139

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抄録

 本研究の目的は,高等学校の共通教科「情報科」の目標,言い換えると本教科を学ぶことによって形成されるべき資質・能力は何かを,伝統的な教科である数学や理科の目標形成を視野に入ながら,新たに提案することにある.われわれの基本的な主張は,情報科の目標を「情報を軸としてさまざまな事象を捉えようとする見方や考え方の育成」と捉え,「情報的な見方・考え方の育成」を情報科で目指すべきことを提案するものである.先の目的を達成するために「情報的な見方・考え方」とは何かについて,一つの形を提示し,そのカリキュラムを提案することにある.具体的には,「情報的な見方・考え方」は認識科学的な側面と設計科学的な側面から構成されることを確認し,その下位に位置する10 の中心概念を提案した.

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© 2017 大妻女子大学人間生活文化研究所
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