2014 年 2 巻 1 号 p. 85-91
エミューに給与可能で嗜好性が高い飼料を選抜するため、地場産の作物副産物および製造粕類の嗜好性を調べた。供試動物はエミュー成鳥4羽とした。調査方法はカフェテリア方式とし、第1グループはニンジン、キャベツ、ダイコン葉、第2グループはサイレージ調製したニンジン、キャベツ、トウモロコシ、第3グループはトウフ粕、大豆粕、デンプン廃液濃縮物(濃縮物)、第4グループは第1グループと同じ飼料それぞれに乾物給与量の5%相当量の濃縮物を混合した飼料を給与した。採食試験の結果、キャベツ、ダイコン葉、キャベツサイレージ、トウモロコシサイレージ、トウフ粕、大豆粕は乾物給与量を全量採食した。ニンジンおよびニンジンサイレージは乾物採食量がやや劣ったが、細断形状による影響と考えられた。濃縮物は単独給与では採食されなかったが、嗜好性が高い飼料に混合すると全量が採食され、粗蛋白質含量を向上させるのに適した飼料であると考えられた。