ヘルスプロモーション理学療法研究
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短報
非負値行列因子分解による肩関節挙上運動中の筋活動パターンについて
幸田 仁志甲斐 義浩来田 宣幸村田 伸松井 知之宮﨑 哲哉渡邊 裕也森原 徹
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2024 年 14 巻 2 号 p. 81-85

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抄録

〔目的〕非負値行列因子分解を用いて,肩関節挙上運動の筋活動パターンを分析した。〔方法〕対象者は,健常成人18名とした。肩関節挙上および降下運動時の三角筋前・中・後部線維,棘下筋,僧帽筋上・中・下部線維,広背筋,前鋸筋,大胸筋の筋活動を表面筋電計にて計測し,非負値行列因子分解により筋活動パターンを3 シナジーに分解した。〔結果〕挙上角度に伴い活動が高まるシナジー1 ,運動の前半と後半の二峰性に活動が高まるシナジー2 ,運動の前半に活動が高まるシナジー3 に分類された。三角筋各線維は,シナジー1 で有意に高値を示した。棘下筋は,シナジー1 と比較して,シナジー2 およびシナジー3 で有意に高値を示した。僧帽筋上部・中部線維ではシナジー2 が,前鋸筋はシナジー3 で有意に高値を示した。〔結語〕非負値行列因子分解により示された活動パターンは,理論上の役割と概ね整合しており,新たな解析手法として応用できる可能性がある。

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