大阪公立大学大学院工学研究科 [日本] https://ror.org/01hvx5h04
https://orcid.org/0000-0003-2167-762X 大阪公立大学大学院工学研究科 [日本] https://ror.org/01hvx5h04
2023 年 31 巻 p. 187-191
https://ror.org/00bknc349
・HPTF22504
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
多孔性錯体微粒子(MOF)の薬物キャリア能にとって肝要な薬物包接は液相吸着で行われるものの,MOF–薬物–溶媒間相互作用と包接能との関係は未解明である.本研究では,溶媒とMOFの官能基を切り口に,実験的/数値解析的にMOFへの薬物包接機構を検討した.実験的に溶媒の極性と官能基の電子供与/求引性が薬物包接能に重要な因子であることが見出された.さらに,数値解析ではMOF–薬物–溶媒間親和性のバランスが薬物包接能に大きく寄与することを明らかにした.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら