園芸学研究
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栽培管理・作型
コマツナの硝酸イオン濃度および硝酸還元酵素活性に及ぼす生育温度の影響
壇 和弘大和 陽一今田 成雄
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2014 年 13 巻 1 号 p. 41-46

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抄録
コマツナ(Brassica rapa L. var. perviridis)の硝酸イオン濃度および硝酸還元酵素(NR)活性に及ぼす生育温度の影響について検討するために,‘はるみ小松菜’および‘楽天’を用いて,生育温度10/5,15/10,20/15,25/20,30/25および35/30℃,12時間日長,PPFD 300µmol・m−2・s−1の環境条件で養液栽培を行った.全体的に,‘はるみ小松菜’より‘楽天’で可食部の硝酸イオン濃度は高かった.両品種ともに,生育温度が高いと,硝酸イオン濃度が高く,非リン酸化および全NR活性は低くなる傾向がみられた.非リン酸化および全NR活性と硝酸イオン濃度との間には負の相関関係が認められ,高温条件下ではNR活性が低くなることにより硝酸イオン濃度が高くなると考えられた.
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© 2014 園芸学会
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