CO2排出量削減の観点から、企業はエネルギー使用量の効率化を目指す製品開発を行っている。また、CO2削減規制により事業者もCO2削減を真剣に取り組みだしている。ここでは、オフィスビルにおける空調のエネルギー使用量を削減することを目的でパーティション内臓パーソナルエアコンのスキームモデルを提示した。具体的には、パーティション内蔵パーソナルエアコンの開発を異業種間の協業で取り組む共通の場としてP2M理論を適用させた協業技術結合プラットフォームを提案し、各ステークホルダー間での相互作用により創出する新たな枠組み形成のメカニズムを明示することでP2M理論の有効性について考察する。