抄録
P2M発足以来、主として企業を念頭において、プロジェクトモデルについて議論されてきた。当初は、スキーム・システム・サービスという新しいプロジェクトモデル構想だったことから、一般にはフェーズモデルとして受け止められた。一方、プログラムについても、その重要性が一般にも認識されるようになったのを機に、プログラムモデルが全体として見直された。最近は、政府開発援助など社会プロジェクトに適用されるようになり、再びプロジェクトモデル全体が見直されている。このような経緯を踏まえて、従来あまり議論されなかった財務的あるいは経済的な価値システムやステークホルダーの合意形成も含め、あらためてプロジェクトモデル全般について再考する。