主催: 一般社団法人 国際P2M学会
会議名: 第22回秋季研究発表大会
開催地: 東京農工大学小金井キャンパス工学部 講義棟
開催日: 2016/10/01
p. 17-26
R&Dについてのプログラムマネジメントの重要性は、これまでも多くの指摘がなされ、P2Mにおいても、その後の製品開発、事業化に先立つスキームモデルにR&Dを位置付け、その理論構築の完成度の向上に向けて、研究が進められている。一方で、R&D自体をマネジメントの主たる対象と置き、それが一つ上部の3Sモデルにおけるスキームモデル、システムモデル或いはサービスモデルを構成すると整理することが適当である場合も考えられる。本稿では、今後の議論に向けて、プログラムマネジメントにおけるR&Dの位置付けを改めて整理したところであり、これが今後の理論体系の向上の一助になることを期待する。