抄録
社会課題の解決には、その事業企画、構想、計画、投資、組織化、実行、運営、リスクマネジメント等の各段階でCo-Design手法に代表される多くのステークホルダーの参画が必要不可欠である。と同時に、ステークホルダーの人的交流を促進し、知識生産性を高める重要な手段となるプラットフォーム機能をいかに発現させるかが極めて重要になってくる。
本論文では、こうした上記の機能を満たし、PO(プログラムオフィサー)によって、各種の手法やプラットフォームが運用されること。運用の目的が3Sシステムにおけるスキーモデルのプログラムミッションを実現するためであること。このようなPOによるマネジメントを創造的統合マネジメントと位置付けるべきだと考え、P2M理論による検証を行った。