国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2020 春季
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福島復興における多世代共創プロジェクトマネジメントの実践と分析
*中野 健太郎李 洸昊永井 祐二小野田 弘士松岡 俊二
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p. 161-170

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抄録
福島原発事故から9年が経過するが、未だに住民の帰還が困難な自治体もあり、地域の復興への意欲を維持することが難しくなっている。また、事故処理も30~40年の歳月を必要するとされており、世代を渡る長期的な取り組みや意思決定が要求される。こうした福島復興へのプロジェクト構築には多世代多様主体による共創のプロジェクトマネジメントが必要となる。本研究は、ふくしま学(楽)会におけるFuture Sessionの取り組みなどを通じて、長期戦略である社会イノベーションの実現に向け、市民それぞれが自分ごとに落とし込み、個別のプロジェクトを積み重ねることによるプロジェクトの継続性をP2Mの視点から分析する。
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© 2020 International Association of P2M and Authors
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