電気学会誌
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特集 ナノ・マイクロバイオマシンの現状と将来
モータタンパク質を駆動力としたナノシステム
横川 隆司
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ジャーナル 認証あり

2020 年 140 巻 9 号 p. 585-587

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抄録

1.はじめに

ナノ・マイクロバイオマシンの構成を考えると,生体材料のみを用いてボトムアップで構成する場合と,MEMSアクチュエータの駆動機構のみを生体材料に置き換え,トップダウンとボトムアップを融合する場合がある。本稿では,後者のうちMEMS技術では実現できないサイズの

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