電気学会誌
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特集 光の奏でる音で診る―光音響分光法による微小物理量計測―
光音響効果による微小音源を用いた超音波ガイド下治療支援技術の研究
田中 智彦竹島 啓純
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ジャーナル 認証あり

2024 年 144 巻 1 号 p. 22-25

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抄録

1.背景

光音響効果とは,光吸収性材料へのパルスレーザ照射と付随して生じる熱膨張により,超音波が発生する現象である(1)。光音響効果の応用先は多岐にわたり,主要応用先候補の一つに診断治療分野が挙げられる。

診断応用の代表例に,光音響イメージング(Photoacous-

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