抄録
近年、照明器具の小形化・薄形化や省エネへのニーズの高まりとともに、細径の発光管を採用した高周波点灯専用形蛍光ランプのほか、電球形蛍光ランプ、コンパクト形蛍光ランプの需要が拡大している。こうした中、スリムな薄型器具に適したコンパクトな蛍光ランプが望まれている。安定器を内蔵した蛍光ランプは、器具側に安定器が必要ないことから、器具設計の自由度が高くなり、薄型器具の設計が可能となることが期待される。今回、G23口金内部に安定器を内蔵したFPLタイプのコンパクト形蛍光ランプを開発した。全長は12W、20Wそれぞれ273mm、333mm、ガラス管幅が26.5mm、口金部の厚さが23mmとスリムなランプとなっており、器具側に安定器が不要なため、薄型なスタンド、ブラケット、ペンダント等の多種多様な器具展開が可能となる。従来のコンパクト形蛍光ランプ(FPL13、FPL18)と比較すると、ランプ効率は12Wで約13%、20Wで約22%向上しており、スリム化に加えて高効率化を実現している。