医療
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Wernicke脳症の1例
石川 真一郎浅野 次義宮川 洋輔
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1977 年 31 巻 11 号 p. 1284-1286

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抄録
67才の男性で, 10年来毎日1升~5合の酒を嗜んでいたが, Wernickeの記載した古典的3徴を示し, Vitamin B1高単位投与により神経症状の著しい改善を認めた. 現在はKarsakow症状が残つているため経過観察中であり, 病理解剖学的裏付けは欠くが, 臨床的にはアルコール性Wernicke脳症と診断した. なお治療前後に血中Vitamin B1定量を行い興味ある結果が得られた.
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© 一般社団法人国立医療学会
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