日本画像学会誌
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Imaging Today
プリント技術を生かしたヘルスケア用バイオセンシングデバイス
四反田 功
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2024 年 63 巻 4 号 p. 406-411

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抄録

汗,唾液,涙などの体液中の生理指標を検出するウェアラブルバイオセンサが,疾病の早期発見や予防のために開発されている.これらのデバイスは,日常生活や運動中に装着することで,運動効率や健康状態を診断することができ,健康モニタリングに役立つ.本報では,プリント技術,特にスクリーン印刷を用いたウェアラブルバイオセンサおよびバイオ燃料電池について概説する.まず電極材料としてのナノ/メソ孔/マクロ孔を制御した多孔質炭素材料の開発について述べる.酸化マグネシウムを鋳型にして細孔構造を制御した炭素材料 (MgOC) ついて紹介する.次に,MgOCを印刷にしたウェアラブルバイオセンサ・バイオ燃料電池について述べる.特に,尿中のグルコースや汗中の乳酸などの体液成分をモニタリングするセンサについて紹介する.

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© 2024 一般社団法人 日本画像学会
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