国際生命情報科学会誌
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第2回生命情報科学シンポジウム
三次元PETの心理学的脳研究への応用
田代 学向 続戦岡村 信行石崎 博之宮崎 浩石井 慶造伊藤 正敏
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1996 年 14 巻 2 号 p. 282-287

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抄録

高感度、低被曝を特徴とする三次元PETの登場により、一被検者において8回ないし10回程度の繰り返し検査が可能となり、結果として、被検者個々人における脳活動の検出の可能性が生まれた。この新しい測定法によって、気功法実践者における安静時と気功時の脳波と脳血流の相関関係を解析したところ、気功時にはα波の増大、δ波の減少、β波の増大が認められ、特にβ波の変化は前頭、後頭の脳血流との相関関係を示した。さらに本方法の適用可能なテーマとして、サブリミナル認知実験に応用した。視覚刺激の提示時間と脳血流との相関関係についての結果では、提示時間に対して正の相関を示す領域と負の相関を示す領域が検出された。

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© 1996 国際生命情報科学会
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