国際生命情報科学会誌
Online ISSN : 2424-0761
Print ISSN : 1341-9226
ISSN-L : 1341-9226
第15回生命情報科学シンポジウム
予知のメカニズムに関する一考察(<特集>第15回生命情報科学シンポジウム)
奥 健夫
著者情報
ジャーナル フリー

2003 年 21 巻 1 号 p. 201-208

詳細
抄録
本研究では、相対性理論・量子論・不確定性原理の観点から、予知のメカニズムに関する一考察を行うことを目的とした。人間の意識のメカニズムは、現代物質科学では解明されていないと考えられるため、ここでは人間の意識が存在する意識場を仮定した。この意識場は光速で未来の時空間に移動し、未来の時間に生じる事象を感知し、その後負のエネルギーにより維持された微小サイズのワームホール通過により過去に戻る。意識場は原子で構成される物質ではなく、ある特定の超高周波振動数を有する微細な波であるためにワームホール通過が可能であると考えられる。予知のメカニズムは、時間と空間が調和した量子重力理論の完成によって、より説明可能になるであろう。
著者関連情報
© 2003 国際生命情報科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top