国際生命情報科学会誌
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第16回生命情報科学シンポジウム
視床出血に外気治療を併用した一症例(<特集>第16回生命情報科学シンポジウム)
樋口 雄三小谷 泰則林 義貢百瀬 真一郎
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2003 年 21 巻 2 号 p. 378-381

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抄録
視床出血により入院した直後から外気治療を併用し、改善が認められた症例について報告する。患者は52歳の主婦で当日、ふらつき、構音障害、右片麻痺がみられていたが意識混迷となり入院した。入院直後の脳CT検査で左視床出血が認められ、脳降圧剤や止血剤の投与を受け経過観察された。外気治療は毎日20分以上行なわれた。意識は、第2病日には正常に回復したが、右片麻痺、感覚障害、聴覚障害などが認められた。第14病日には片麻痺がほとんど消失し、自力歩行し始めた。第37病日の脳CT検査で出血が吸収されたことが確認され、退院した。現代医学の他に外気治療を併用し、改善が認められたが、今後、さらに例数を増やし検討する必要がある。
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© 2003 国際生命情報科学会
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