国際生命情報科学会誌
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第20回生命情報科学シンポジウム
スクワレンおよびレシチン膜をもつ水晶振動子による酒類の匂いの検出特性
青木 孝志藤井 隆司足達 義則
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2005 年 23 巻 2 号 p. 337-341

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抄録

酒類の匂いの検出のための基礎的研究として、酒類の匂いに暴露した水晶振動子の電気的特性(インピーダンスZおよび共振周波数f)の変化の振舞いを検討した。AT-cut水晶振動子の表面に匂い分子感応膜としてスクワレンあるいはレシチンを塗布した。これを空気中で飽和した酒類の匂い分子に暴露したときのZの変化率⊿Z/Zとfの変化率⊿f/fの関係にはやや相関がみられた。本実験結果は、⊿Z/Zと⊿f/fの変化からLiquor Fragrance Detectorができる可能性を示唆した。

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© 2005 国際生命情報科学会
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