映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
会議情報
ゾル-ゲル法による蛍光体の被覆状態と発光特性の変化
小南 裕子堀河 敬司青木 徹中村 高遠中西 洋一郎畑中 義式
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 83-88

詳細
抄録
ゾル-ゲル法によりIn[OCH(CH_3)_2]_3を用いてCRT用蛍光体であるZnS : Ag, Clの表面にIn_2O_3の導電層を形成させた。その結果、蛍光体の表面に非常に薄く均一なIn_2O_3の層が形成されていることが確認された。被覆に使用するIn[OCH(CH_3)_2]_3の分量を増加させるに従って、低加速電圧領域において発光輝度が向上し、蛍光体表面の帯電を改善させていることがわかった。また、これらの蛍光体に電子線の長時間照射を行うと、被覆を行わなかった蛍光体の表面が荒れ形状に変化が見られたが、被覆を行った蛍光体についてはいずれも表面形状の変化は僅かであった。このことから、ゾル-ゲル法による蛍光体表面の被覆は、電子線照射による表面状態の変化を抑え、輝度劣化を抑制していることがわかった。
著者関連情報
© 1997 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top