映像情報メディア学会技術報告
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光ディスクレコーダ用スピンドルモータ
内川 忠保田上 賢司田辺 直行窪田 雅史
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p. 19-24

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抄録
直径12cmの相変化媒体を用いて片面で4.1GBの正味記録容量を有し、高画質を実現するため正味転送レート27.3Mbpsの高速転送レートで記録再生する光ビデオディスクレコーダを開発した。本装置では最短記録波長を0.32μm/bitとし、0.6μm幅ランド/グルーブ順次記録を行い、記録符号として(1.7)RLL符号、PRML再生を行うことにより面密度3.3Gbit/inch^2を実現した。このような高密度で高速転送レートの記録再生を行うためには、高速回転において耐性のある小型低振動スピンドルモータが必要であり、本装置機構部の振動伝搬経路の分析と、その分析をもとにした振動対策を行い、小型大容量の光ビデオディスクレコーダを実現した。
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© 1997 一般社団法人 映像情報メディア学会
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