抄録
IPSモードは従来のTNモードと比べて、視野角が広いという特徴を持っているが、応答速度が遅く、開口率が低いという問題がある。大画面・高精細のモニター用のIPSモードTFT-LCDパネルを開発するに当たり、まず、セルおよび材料設計パラメータと駆動電圧、応答速度との関係を明らかにした。この結果に基づいて、大型パネルを低電圧で駆動でき、かつクロストークを解消できる新しい駆動法の特徴を生かしたセルおよび材料の設計を行い、IPSモードの15.2型ワイドパネルで広視野角でかつTNモードと同等の応答速度を実現した。