映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
会議情報
MPEG-2符号化における動きベクトル情報量低減の検討
黒住 正顕大塚 吉道神田 菊文西田 幸博中須 英輔
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 45-51

詳細
抄録

我が国ではBSによるデジタルハイビジョン放送の開始が2000年より予定されており、地上デジタル放送も2000年以降の開始が予定されている。デジタルハイビジョン放送の映像符号化方式はMPEG-2 MP@HLが採用されている。我々はハイビジョンのより高画質な放送のためにMPEG-2符号化の画質改善の研究を行っている。MPEG-2の動きベクトルは前後のマクロブロックの動きベクトルの差分値を送っている。本稿では動きベクトルを揃えて、動きベクトルに関する情報量を低減し、画質改善を行ったので報告する。

著者関連情報
© 1998 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top