映像情報メディア学会技術報告
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テーブル参照による動き補償のための動きモデルの検討
浅水 仁長谷山 美紀北島 秀夫
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p. 7-12

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抄録
本文は, テーブル参照による動き補償のためのDCTを用いた動きモデルを提案する.提案手法は, 画素毎の動きをブロック毎にDCTを行ない, その変換係数の使用する個数を決定し, IDCTを行なうことにより, 動きを表現する.提案手法を用いることにより, DCT変換係数の個数を自由に設定し, テーブルを作成することができる, テーブル参照による動き補償は, 符号化システムの設計の時点で, 様々な動きを格納したテーブルを作成する, 動き補償予測を行なう時には, 対象ブロック毎にテーブルを探索し, 各ブロック内の画素値の動き補償予測誤差を最小にする動きを選択し動き補償予測を行なう.このテーブル参照方式による動き補償を行なう際の動きモデルによる違いを, 予測画像を求め, 考察を行なう.
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© 1998 一般社団法人 映像情報メディア学会
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