映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: HIR2001-46
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3次元の輪郭の知覚特性
菊池 眞之酒井 宏平井 有三
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抄録
Fieldらは2次元平面上のランダムな位置・方位に呈示されるガボール・パッチ群の中に含まれる, 方位・位置が滑らかな曲線に沿ったガボール・パッチ群を検出する心理実験を行い, 輪郭の曲率が小さいほど, また本来の輪郭の方位からのガボール・パッチの方位の逸脱の度合いが小さいほど, 輪郭を検出し易いことなどを見出した.本研究では, この実験パラダイムに両眼視差を導入し, 輪郭の奥行方向の傾きの不連続点の個数や, 奥行方向の凹凸性などの幾何的構造と, 輪郭の知覚のされ易さについて調べた.
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© 2001 一般社団法人 映像情報メディア学会
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