抄録
正方格子の画素構造を持つR,G,B3板式ビデオプロジェクタの解像度を向上させる相補型フィールドオフセットサンプリング走査方式を提案する。R/B画素の位置をG画素の位置から斜め方向に画素間隔の1/2にオフセットさせる。これに加えて、両者の位置を走査フィールドごとに相補的に切り替えて、2フィールドにより、1フレームを形成する。この結果、水平、垂直方向のナイキスト周波数がともに2倍になる。またG,R,Bを同じ位置とし、同時に切り替えるフィールドオフセットサンプリング走査に比べて、フリッカー成分を大幅に低減できる。この手法を用いてスーパーハイビジョンプロジェクタを開発した。