車両前面衝突時の乗員下肢損傷低減のためのセミアクティブニーボルスター制御系設計

成川 輝真; 西村 秀和; 成川 理優

doi:10.11511/jacc.53.0.207.0

第53回自動制御連合講演会

セッションID: 448

DOI https://doi.org/10.11511/jacc.53.0.207.0

会議情報

主催: 日本機械学会, 計測自動制御学会, システム制御情報学会, 化学工学会, 精密工学会, 日本航空宇宙学会

共催: 50の学会，協会などから協賛

安全・安心のための運動と振動の制御（２）

車両前面衝突時の乗員下肢損傷低減のためのセミアクティブニーボルスター制御系設計

*成川輝真, 西村秀和, 成川理優

著者情報

キーワード: セミアクティブニーボルスター, 乗員保護, 制御系設計

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抄録

車両前面衝突時においてニーボルスターを用いて乗員下肢を適切に拘束することで乗員下肢の損傷を低減することが期待できる．本論文では，車両前面衝突時の乗員の大腿骨荷重を低減するために，減衰力が変化するセミアクティブニーボルスターの制御系設計を行った．セミアクティブニーボルスターを用いることで，塑性変形を行うパッシブニーボルスターと比較して，乗員下肢の移動量を同程度に抑えつつ大腿骨荷重を低減した．

責任著者(Corresponding author)

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