自動制御連合講演会講演論文集
第53回自動制御連合講演会
セッションID: 204
会議情報

制御系設計(1)
MIMO I-PD制御器設計のためのプラント低次元化
ν-gapを指標とする閉ループ平衡化打ち切り
*近藤 弘幸越智 徳昌
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
筆者等は,MIMOシステムに対して,積分型最適サーボに基づきI-PD制御器を設計する方法を提案してきた.この方法では,プラントの状態が入出力数の2倍以下の場合には,得られた積分型最適サーボがそのままI-PD制御器となる.本稿では,その状態数が2倍を超えるプラントへも当該I-PD制御器設計手法を適用できるよう,プラントの低次元化手法を提案する.提案する手法は,静的出力フィードバックゲインを用いる閉ループ平衡化打ち切り法であり,出力フィードバックゲインを探索パラメータとすることによって,元のプラントとの間のν-gapが小さい,制御器設計用低次モデルを求める.提案する方法によって,良好な応答性と大きな安定余裕を与えるMIMO I-PD制御器が設計できることを,制御器設計例によって示す.
著者関連情報
© 2010 日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top